組織人ではない今の私には本来、文字通りヒトゴトなのですが、議会で答弁する人たちが一新されたり、議会事務局のメンバーが変わるとなると、他人事でもないです。道での内示は3月半ば以降にあったような気がしますが、転勤が伴う場合、引き継ぎや引っ越しの手間を考えると、もっと早めにしてほしいと心底思ったものです。
さて、3月議会では、さんざん調べたあげく、ほとんど言及できなかった地公法改正の目玉の一つの人事評価制度については、語らずにはいられないところです。
人事評価制度については、顔と名前が一致する小さな組織では意味がないという批判をよく耳にしましたが、よく考えれば、確かに道は大きな組織ですが、細分化してみるとそうでもありません。私が最後にいた水産林務部の人事で考えると水産系と林務系で分かれており、部の人事担当も当然、分かれていました。それぞれの担当人数は数百人規模であり、恐らく、顔と名前が一致できる範囲で判断できるレベルであったと思われます。
したがいまして、人事評価制度については、道のような大きな組織も、数百人規模の自治体においても、運用方法はそう変わらないと考えます。そもそも、顔と名前が一致しているので、何でも理解できるという判断も、評価される側からしたら傲慢という印象を受けます。さらに、評価の結果も人事配置という形でしか示されないとしたら、どのような理由があったとしても、受けた側からしたら不満が残るものであり、人事評価制度により、しっかりコミュニケーションを図ることで、そうした齟齬を生じないようにできるのではないでしょうか。
私自身が評価される立場だとしたら、勤務評定より人事評価のほうが分かり易いと考えますが、どうなんでしょうか。ただ、評価する側としたら、かなりの手間がかかることは理解します。何にせよ、客観的に分かり易くなってしまうと、酒の席での主な話題である人事の話が面白くなくなってしまうという弊害がなきにしもあらずでしょうが、客観化、透明化という時代の流れの中で、あまり斜めに構えなくてもよいのでないかと私は思います。 