地方自治体「持続可能性」分析レポート

 令和6年・地方自治体「持続可能性」分析レポート が本日、公表されました。このレポートは、全国の地方自治体の人口動向を分析し、特に自然減対策と社会減対策の観点から、各自治体の将来性を評価しています。

 砂川市に関しては、消滅可能性自治体C-②に分類され、自然減対策が必要、社会減対策が極めて必要であると指摘されています。(令和6年・地方自治体「持続可能性」分析レポート 4頁)

 自然減対策は、出生率の向上を目指すもので、地域の若年層に対する支援強化や子育て環境の整備などが含まれます。一方、社会減対策は、人口流出を防ぎ、地域に定住する人々を増やすことを目的としています。これには、雇用創出、住宅政策、地域活性化などが必要です。

 令和6年3月定例会において、私は市政執行方針における子育て支援施策について、総括質疑したところです。その趣旨は、当市の社会減対策が自然減対策に比べ不十分ではないのかという問題意識から行ったものです。

 社会減対策については、人口減少の中、各自治体が人を奪い合うというゼロサムゲームの側面があり、私も思う所がありますが、当市においても、レポートの分析結果を踏まえ、より充実した社会減対策を考えていく必要があります。

北海道こどもの国鯉のぼりの掲揚

 NPO法人オアシス、北海道子どもの国協会、砂川建設協会の共同主催により、恒例の鯉のぼりの掲揚が行われました。NPO法人オアシスの林理事長によると、このイベントは今年で23回目、多くの市民が楽しみにしているそうです。空に舞う鯉のぼりは、子どもたちの健やかな成長と家族の幸せを願う象徴です。

 最後は、市長、参加者で記念撮影。

ゆう迷人カラオケまつり

 5年ぶりに復活した「ゆう迷人カラオケまつり」に、ボランティアスタッフとして参加してきました。出演者の皆さんは、それぞれに工夫を凝らしたパフォーマンスで会場を沸かせてくれました。

 今後も、このような地域を盛り上げるイベントが普通に行える日常が続くことを願ってやみません。写真はゆう百歳体操の皆様です。

射撃練習会

 猟友会主催の射撃練習会に出席してきました。ハーフライフルで使用している非鉛のサボットスラッグ弾は全てアメリカからの輸入品で為替やインフレの影響を受けています。

 また、サボットスラッグ弾については、アメリカ各州の規制の変更等もあり、将来的には生産量及び需要量が減少していくことが予想されています。

 既に生産を終了したメーカーもあるので、ハーフライフルの規制の議論以前に弾が手に入らなければなければ意味がないです。見通は暗いですが、弾道も確認できたので射撃練習会終了後、市内山林にシカの様子を見に行きました。案の定、シカの足跡だらけでした。葉が茂る前に駆除したいと思います。

 

令和6年第2回臨時会等


 令和6年第2回臨時会が開催され、今回よりペーパーレス化の取組が進められました。議案書等の資料もデジタル化され、本会議場に持ち込むことができるようになったタブレットにより閲覧、メモ等ができるようになりました。

 研修により操作方法は練習してきましたが、現場で使ってみても、思いのほか使用感は悪くありません。直ちに全てのペーパーレス化は難しいですが、デジタル化による利便性向上もあるので、効率的な議会運営が今後期待できます。

 臨時会終了後、議会広報編集委員会に出席し、午後4時からはゆうで開催された砂川市町内会連合会総会に町内会長として出席してきました。

 

認知症サポーターステップアップ講座

 先日、市役所大会議室で開催された認知症サポーターステップアップ講座に参加してきました。対象は認知症サポーター養成講座を受講済みの方です。

 私たちの社会は高齢化が進み、認知症を持つ人々の支援がより一層重要になっています。認知症に対する理解と支援は、私たち全員にとって重要な課題です。

 「チームオレンジ」は、認知症サポーターがチームを組み、同じ地域で暮らす認知症の方とその家族の見守りや支援を行うことを目的とした活動です。チームオレンジとして活動するためには、「認知症サポーター養成講座」と「認知症サポーターステップアップ講座」の受講が必要です。

 本日は80名程度の参加者がありました。また、先週開催された認知症サポーター養成講座も盛況と聞いています。関心の高さが伺えます。チームオレンジの実際の活動については、ひだまりカフェのお手伝いや見守り活動等となっています。

がんの市民講座「みんなで学ぶ遺伝性腫瘍とがんゲノム医療」

 本日、私は市立病院で開催された「みんなで学ぶ遺伝性腫瘍とがんゲノム医療」というテーマのがんの市民講座に参加しました。この講座では、砂川市立病院のがん相談支援センター長である横田良一副院長と、北大病院臨床遺伝子診療部の山田崇弘教授が講演を行いました。

横田副院長の講演: 「がんゲノム医療とは」

 横田副院長は、「がんゲノム医療とは」をテーマに、がんゲノム医療の基本的な概念とその重要性について語りました。がんゲノム医療は、がんの原因となる遺伝子の変異を特定し、その情報をもとに最適な治療法を選択する新しい医療の形です。

山田教授の講演: 「自分の体質を知って健康管理に繋(つな)げよう」

 次に、山田教授が「自分の体質を知って健康管理に繋(つな)げよう」というテーマで講演を行いました。山田教授は、砂川市立病院で月に1回遺伝カウンセリング外来を担当しており、遺伝子の知識を活用した健康管理の重要性について語りました。

 この講座を通じて、がんゲノム医療の進歩とその可能性、そして遺伝子の知識を活用した健康管理の重要性について改めて認識することができました。これらの知識は、私たちが健康な生活を送るための一助となることでしょう。今後もこのような有意義な講座が開催されることを期待しています。

令和6年第1回砂川市議会定例会最終日

 本日、定例会は最終日を迎えました。インターネット配信も好調でした。

 先日の第2予算審査特別委員会では新事業について質疑しました。内容は社会福祉法人への補助金と特定空き家の略式代執行の予算についてす。

 略式代執行は、特定空家の所有者が特定できない場合に行われますが、債権回収が困難な事例が多いと考えられることから、市民に対して、特定空家の略式代執行プロセスを透明かつ理解しやすく説明することは重要との問題意識を持っています。

 議会の帰りに中心市街地のお店に寄ったところ、駅前施設の建設予定地前の国道の除雪が今季は不十分だったとのお叱りを受けました。流雪溝について今定例会でも質問しましたが、ここは盲点でした。今後、工事も本格的に始まりますが工事中の交通安全や冬期間の除雪については留意したいと思います。  

令和6年第1回砂川市議会定例会8日目

8日目は実質総括質疑で終わりました。私の質疑の概要は次のとおりです。

(1)市政執行方針における子育て支援施策等について
  ①子育て支援施策の内容等(財源等)
  ②子育て支援施策の成果指標の考え方について
  ③子育てに係る体制の強化の具体的内容について
  ④子育て世代、そのほか各層の意見を参考にするとしているがその具体的内容

(2)子育て支援施策以外の移住定住促進施策について
(3)人口減少抑制のための各施策実施による効果等

 新年度予算の総括質疑もあるので、傍聴者数とインターネット配信の視聴者数は通常の定例会より多めだったと思います。

令和6年第1回砂川市議会定例会3日目

 本日の日程は一般質問です。私も含め4人の議員が登壇しました。本日の質問者は小黒議員、私、山下議員、石田議員でした。いずれの質問も市民に身近な課題であったと思います。インターネット配信もされていますが、本日は傍聴者がいつもより多い日でした。

 今回、私が質問した流雪溝については、心配している市民も多いです。適切な情報発信も重要な課題です。