一般質問通告

 一般質問の通告をしてきました。順番は5番目。14日(水)の午前中ではないかと思います。通告内容は以下の通りです。なお、今回の定例会における一般質問者は6人、内容はこちらでご確認ください。

1.鳥獣被害防止対策等について

 鳥獣による農林水産業に係る被害は、全国的に深刻化している状況にあり、砂川市においても、特にエゾシカによる被害が際立っています。
 このため、砂川市では、有害鳥獣被害防止計画に基づき、鳥獣被害防止の取組みを推進しているところですが、持続可能な被害防止対策を進めていくためには、担い手の育成、特に第一種銃猟免許(散弾銃、ライフル銃)取得者の育成は大きな課題です。
 また、野生鳥獣肉は、近年、「ジビエ」として評価され、需要が拡大していますが、捕獲した鳥獣の処理については、様々な課題があり、利活用が進んでいない状況にあります。
 そこで、以下の点について伺います。

(1)鳥獣被害の実態等について
(2)担い手育成対策について
①市職員や農業団体の職員等を担い手として育成する取組みについて
②地域おこし協力隊の活用について
③新たな負担軽減策の導入について
(3)捕獲鳥獣の適正な処理及び食品等への利活用について

OLYMPUS DIGITAL CAMERAエゾシカ猟に使われるハーフライフル銃

2.エキノコックス症対策について

 北海道には、キツネが媒介する寄生虫症のエキノコックス症があり、感染すると、数年から10数年の潜伏期を経て、肝機能障害等の症状が現れるとされています。
 また、近年、市内では、キツネが住宅地に出没する現象が顕著となってきています。人口密度が高い住宅地にキツネが出没することは、本疾病の対策上憂慮すべき事態と言えます。
 このような住宅地に出没するキツネへの対策としては、これまでも生ごみ管理の徹底や追い払い等の対策が市民へ広報されてきましたが、こうした対策にも限界があります。
 そこで、以下の点について伺います。

(1)エキノコックス症対策の現状について
(2)キツネの生息状況、虫体保有率等の調査の必要性について
(3)キツネの駆除について
(4)虫下し餌の散布等による対策について

H28遊水池キツネ遊水地でもよく見かけるキツネ