河井案里元被告の歳費返還請求 広島の住民、国を提訴へ

河井案里元被告の歳費返還請求 広島の住民、国を提訴へ by 時事ドットニュース

 公選法違反(買収、事前運動)で有罪が確定した前参院議員、河井案里元被告(47)=議員辞職=が当選後に受け取った歳費など計約4900万円は不当利得だとして、地元・広島県内の住民が近く、国に返還請求するよう求める訴訟を東京地裁に起こすことが22日、住民側の代理人弁護士への取材で分かった。

河井案里元議員 歳費4900万円余の返還させるよう求め提訴 by NHK  

 住民らは「買収という民主主義の根幹を揺るがす選挙犯罪を犯して当選無効になった議員は退職者にはあたらず、受け取った歳費などは不当に得た利益だ」と主張しています。国会議員の歳費などについて定めた法律では、国会議員は退職する日まで歳費を受けるとされ、返納する義務もありません。

 以上、引用終わり。

 原告は市民団体「河井疑惑をただす会」及び代理人は自由法曹団に所属する弁護士の方のようです。原告の主張のとおり、この問題については、制度の問題も含め様々な議論が起こることを期待したいです。