上川北部医療連携推進機構を視察しました

11日から12日にかけて、会派で「上川北部医療連携推進機構」の調査視察を行いました。この機構は、上川北部地域の自治体病院が連携し、地域医療を安定的に維持していくことを目的に設立された法人です。少子高齢化や医師不足、医療需要の変化といった課題を背景に、地域全体での医療体制の再構築を進めている点が特徴です。

今回の視察では、以下の項目について詳しくお話を伺いました。

1.設立の経緯と背景、2.法人の運営体制、3.事業内容とその効果

4.地域住民への影響、5.法人化によるメリット、6.現在の課題と今後の展望

7.その他、法人設立に対する市民や議会の理解・合意形成プロセス等

これらの大項目について、事前に質問事項を共有したうえで、当日は詳細な説明と丁寧な質疑応答をいただきました。ご対応くださった関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。

自治体病院の経営は全国的に厳しい状況が続いています。人口減少や医師確保の難しさにより、単独での運営には限界が見えつつあります。
ここ中空知地域においても、今後の地域医療構想の行き着く先として、上川北部のような「広域的な連携・統合」の仕組みが一つの方向性となる可能性もあります。

ただし、その前提として重要なのは、自治体間の信頼関係と、「地域の医療をいかに守り、持続させるか」という共通の意識を持つことです。

医療は単なる行政サービスではなく、地域の生命線であり、住民の安心を支える基盤です。今後、こうした取り組みを参考にしながら、砂川市としても地域医療を“維持・継続”していくための方策を検討していく必要があると感じました。

関係者の皆さまのご尽力に改めて感謝申し上げます。今回の学びを今後の議会活動や政策提案に活かしてまいります。

名寄市立病院と士別市立病院