本日は大荒れの予感がした1日でしたが、小雨の中、臨時会のため登庁しました。今回の議案は、提案理由をそのまま記載すると「土地開発公社用地を買収するため、議会の議案に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものである。」となっています。
効率が悪いと揶揄されがちな行政や議会の手続きですが、会社法には、重要な財産の取得や処分に関し、取締役会や株主総会の手続きを要する条項もあり、大規模な組織体の運営については、類似した考え方も見られます。
それは、安定性や継続性を重視した組織体の運営については、機関同士がチェックや牽制を行うことでバランスを取りながら運営していくという考え方なのだと思います。つまり、慎重な手続きの目的は、会社では債権者や株主の利益を損なわないため、自治体では住民の利益を損なわないためであるとも言えます。
わずか数分で議決した本日の議案についても、そのような背景があり、効率が悪いとも、時間の無駄であるとも言えないことが理解できるかと思います。