11月8日に苫前町に伺い、古丹別地区の流雪溝の現状と課題を視察してきました。
古丹別地区は、かつて林業で栄え、物流の中心地として発展しましたが、現在は人口が減少し、労力と地域の協力体制の維持が課題となっています。
流雪溝は、地区内の国道や道道、町道の一部沿線で整備され、地域住民が除雪・排雪を行うことを前提に運用されています。
平成9年(1997年)から運用が開始されましたが、急速に進展した過疎化や高齢化の影響により、その運用に大きな課題が生じている現状は砂川市も同じです。
投入口は鉄製で重いですが、一部改良されダンパーを使用して開けやすくなっています。
電柱に回転灯とスピーカーが設置されています。士別市と同じく中央監視室があります。自動音声のほか、操作者がマイクで注意をすることもあるそうです。
水源は三毛別川の河川水を利用し、取水ポンプで取水し、中央監視室の遠隔操作によって各ルートに予め決められた時間と流量が配分されます。
同地区でも「流雪溝管理運営協議会」が存在し流雪溝沿道住民及び苫前町により運用ルールが協議されています。また、 地域外から除雪ボランティアを募集し、除雪・排
雪作業だけでなく、地域住民との交流や地域での体験を通して、苫前町の魅力に触れてもらう企画も実施しています。
苫前町の例は、砂川市でも雪対策を考える上で貴重な参考となるものでした。視察で得た知見を活かし、今後の雪処理のあり方について持続可能な方法を模索し政策に取り組んでいきます。