雪融け進む

 街に出る用事で自動車の代わりに、半年ぶりに自転車で出かけました。帰りに遊水地の天端を走ってみましたが、ところどころ、まだ雪があります。

 それでも散歩している人がちらほらいます。遊水地も4分の1ほど湖面が開けました。 先日は雪が降るほどの寒さでしたが気温差が激しすぎて体調を崩しそうです。
みなさま、ご注意ください。

ふるさと納税に係る返礼品の送付等について

 既に報道等されているところですが、ふるさと納税に係る、新たな通知が総務大臣から各都道府県知事に発出されたところです。

 返礼割合については平成29年に通知がありましたが今回の通知では、特に「地場産品以外の送付について良識ある対応」の要請がなされたところです。

 通知文中では「地域資源を活用し、地域の活性化を図ることがふるさと納税の重要な役割でもあることを踏まえれば、返礼品を送付する場合であっても、地方団体の区域内で生産されたものや提供されるサービスとすることが適切であることから、良識のある対応をお願いします。」とされています。

 返礼割合及び地場産品については、砂川市の場合、既に総務省の通知に従った対応となっています。この制度を持続させていくためには、都市部自治体の理解も必要であり、かねてから主張しているように「使い道」で多くの人に納得をいただけるような形で、実績を証明していくほかないと考えます。

 銅像より高く積みあがった雪が溶けるのは7月頃までかかる気がします。

メモリーカードの寿命

 住宅街の交差点で信号を無視(見落とし?)して突っ込んできた軽自動車に危うく衝突されそうになりました。衝突されていたとしたら大事故であったかもしれません。こういう時のためにドライブレコーダーを取り付けているのですが、動画を見てみると昨年の9月から更新が止まっていました・・・。

 メモリーカードを調べてみると読み込みはできるものの、書き込みとフォーマットができない状態でした。2年4か月の寿命でした。各社のドライブレコーダーの仕様も、容量が一杯になると上書きをしながら更新していく設定になっていると思います。

 頻繁な動画の書き込みという負荷をかけ続けながらも2年以上持ったことを考えると格安メモリーカードの規格(TLC)からは妥当な寿命と言えるかもしれません。対策としては、高耐久のメモリーカードにするか、頻繁にチェックをしていくほかないと考えます。私はこの機会に本体ごと替えてしまいました。

 最近、あおり運転対策等で注目をあびたドライブレコーダーですが技術的にはまだまだ発展途上の部分は多いです。しかし、安全運転意識の向上や、暴走運転に対する防衛という点でも優れた装備です。既に市の公用車にも導入済みですが、特に公的な部門で働いている人にとっては必須の装備ではないかと思います。

白鳥飛来

 先日、議会事務局に書類を取りに行った帰りに袋地沼に寄ったところ、白鳥の姿は見つけることはできませんでしたが、本日の夕方に飛来しているのを確認しました。

 周囲の田んぼは、未だに雪で真っ白ですが白鳥の飛来は、長い冬が終わるのを感じさせます。

砂川市における地震の想定(追補)

 最近、地震をキーワードに当ブログを訪問する人が増えていることから原因を調べてみました。恐らく、2月2日付の北海道新聞「地震死傷者空知1134人、上川564人 道が震度7で予測」という記事が要因と思われます。

(北海道新聞ホームページより)

 以前、砂川市近辺の断層帯について記事を書きましたが、そのキーワードが検索に引っかかったようです。地震死傷者が空知では1134人の予測となっていることから不安になった人が多かったのではないかと想像します。

 記事は、やや、センセーショナルな見出しですが、道の防災会議の資料を読んでみると断層帯の長期評価ついてはデータが更新されたわけでもなく、想定された被害の概数を一部、切り出した内容のようです。

 以下、平成28年度地震被害想定調査結果(概要版)から引用です。

 「被害概要については、「冬期の早朝5時」において、各管内で人的被害が最大となる地震動による被害想定結果を整理したものです。この想定結果は、中央防災会議(日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震や南海トラフ巨大地震)などの被害想定手法(過去の地震被害を基に設定した被害発生確率等による)により算定した概数であり、具体的な被害発生箇所を特定するものではありません。」

 沼田-砂川付近の断層帯については、学術的な調査は詳しくは進んでいない状況です。しかし、こうした被害の想定を考えることは重要であり、我々当事者としては、新庁舎等のハード、防災計画といったソフトも含め、いざというときの備えを十分に考えていくほかないです。

キツネはワンと吠える

 先週の金曜日は議会広報編集委員会がありました。表紙の写真については、夏のスナップということで、各委員が持ち寄ることになりましたが、なかなか良い写真は撮れません。OLYMPUS DIGITAL CAMERA さて、こちらは、遊水地の同じ場所でよく見かけるキツネですが、私はこのキツネに2回ほど吠えられています。恐らく、この付近に「巣」があるのだと思います。今はキツネの子育ての時期ですので、警戒しているのでしょう。

 私だけではなく、ランニングしている人にも吠えかけています。鳴き声は柴犬よりやや甲高く、姿を見なければ犬が吠えているとしか思えません。キツネが「ワン」と吠えることを知っている人はあまりいないのではないかと思います。このように私たちはキツネの生態や行動については、知らないことが多いです。

 中世のペスト然りですが、動物が媒介する感染症に人類は長い間苦しめられてきましたが、今なお、各地に根絶が難しい感染症があります。エキノコックスはその一つですが、科学の進歩におごる事なく、警戒をしていかなければと思います。

連休最終日

 OLYMPUS DIGITAL CAMERA 先日は綺麗な夕日でしたが、本日は不安定な天候の一日となりました。連休中は遠出するわけでもなく半径20km以内で過ごしていました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 連休最終日ということで、奈井江町のにわ山を再び訪れてみました。OLYMPUS DIGITAL CAMERA  麓の桜は前日からの強風で散ってしまったものも多いですが山中はちょうど満開です。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA  天候や休日のタイミングもあり、お客さんはまばらでした。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 第二展望台からの眺めも霞がかかったように見えます。ところで、この連休中で気になったのは、遊水地や周辺の住宅街でもキツネの姿を頻繁に見かけたことです。街を周っているときにも、キツネを心配する声を聞きました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 基本的に、市街地においては銃・罠は使用できませんので、キツネを寄り付かせない対策を取るしかありません。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 

 

幕間

 現在は、次の定例会までの幕間の時期ですがチラシを配ったり、勉強に出かけたりとすることは当然あります。流石に週末は、時事のテレビ番組など見て過ごしてますが、やや気になるのは、某国からミサイルが飛んでくることはあり得ない、あるいは、起こるはずのない戦争に備える必要はないと言った議論をよく耳にしたことです。

 証券用語では、確率は低いものの、いったん発生すれば大変な経済的損害をもたらすリスク事象を表す「tail risk=テールリスク」と言う言葉があります。金融ではリーマンショック、事故では、福島での原発事故が例に挙げられます。いずれも、発生するまで確率が低いとされていました。

 いたずらに不安を煽るのは、いただけませんが、リスクがゼロと主張するのも理知的だとは思えません。少なくともJアラートによる情報伝達手段もあることですし、地震と同じく、ある程度の心構えがあれば、いざというときにパニックにならずにすみます。現状、防衛、治安、防災に携わる関係者が私たちの見えないところで警戒を高めていると信じてますが、我々市民も状況を注視していかねばならないと思います。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA庭のカタクリはもうすぐ開花

ふるさと納税の行く末

 4月1日付総務大臣通知(総税第28号)が総務省のホームページに出ていたので一読してみました。

 返礼割合については「社会通念に照らし良識の範囲内」とし、3割を超える地方団体においては、速やかに3割以下とすることとされました。3割の根拠については、この通知に関連する有識者の意見を入れたものと理解します。

 また、ふるさと納税の趣旨に反するような返礼品として次のものが例示されています。

  • 金銭類似性の高いもの(プリペイドカード、商品券、電子マネー・ポイント・マイル、通信料金等)
  • 資産性の高いもの(電気・電子機器、家具、貴金属、宝飾金、時計、カメラ、ゴルフ用品、楽器、自転車等)

 また、価格が高額のものについても、地域への経済効果等にかかわらず、送付しないよう求めています。

 総務大臣の記者会見によれば、「ふるさと納税の趣旨に反する事例については、これまで、都道府県を通じて見直しの働きかけを行ってまいりましたが、今後は必要に応じ、総務省として個別の団体に直接、見直しを強く働きかけていくことを予定しています。」と述べていることから、制度の是正に向けて、かなりの本気度が伺えます。通知自体は技術的助言ですが、実務上、かなりの影響が見込まれます。

hurusatonouzeiふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」

ローカルアベノミクスの深化(スポーツ、農業ICT)

今年の白鳥は昨年より少ない気がします。雪融けが早かったせいでしょうか。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA さて、たまたま官邸のホームページを見ていたところ、表題会議の概要についてアップされていました。ICT農業については目新しい内容ではありませんが、スポーツ未来開拓プランは興味深いです。

 これは野球場やサッカー場などを多様な世代が集う地域振興の拠点とすることで、地域の活性化を狙うもので、国から専門家を派遣し、事業計画づくりを支援するほか、財政優遇や規制緩和もするとの内容で2025年までに全国20か所を整備する方針となっています。

 内容的には中規模、大規模の施設を想定しているように見えますが、スポーツを核とした地域活性化は、特に冬期間の稼働率が低い屋外施設の活用の課題はあるにしても、スポーツ以外の各種イベントの開催やスポーツ施設と他の施設との複合化の課題とあいまって、可能性を感じさせるものです。

 なお、公共施設の複合化については3月議会における一般質問の論点であり、市営球場の改修とその後の活用や経済活動との連携については、私が予特で主張してきた点でもあります。

 市営球場においても、スポーツイベントや経済活動との連携については当然、考えることになると思いますが、国のスポーツ未来開拓プランはともかく、特定の人達だけではなく、多様な世代にもメリットがある施設という効果が目に見えるようになれば、大金をかけた市営球場の改修についても、市民理解が得られるようになるのではないかと考えます。